
仮想通貨サラリーマン投資家の僕が経験に基づいて解説!
※正式名称は「暗号資産」ですが、本ブログでは「仮想通貨」の名前で記載。
「仮想通貨のロングとショートの違いを知りたい。。」
「ロングとショートはどっちがいいのだろう。。」
このように仮想通貨のロングとショート(空売り)の仕組みややり方を知りたい人は必見!

僕も初めの頃、ロングはわかるけどショートの仕組みが理解できず、ロングの取引ばかり行っていたよ。
しかし今ではロングとショートの両方を場合ごとに使い分けられるようになったんだ!
ロングは価格の上昇を予測してその利益を得る手法で、上昇相場で有効です。
対してショートは価格の下落を予測してその利益を得る手法で、下降トレンドで有効。
ロングとショートはどちらもレバレッジにより、大きな利益を狙える反面、損失が拡大する可能性があるので適正なリスクを取る必要があります。
当記事では仮想通貨投資家サラリーマンの筆者が、ロングとショートの仕組みやメリット・デメリット、利益を得るためのコツを詳しく解説します。
この記事を読めばロングとショートを理解でき、相場の状況によって使い分けられるようになるでしょう。
ロングとショートが使える仮想通貨取引所は「仮想通貨取引所おすすめ人気ランキング3選」で詳しく解説しています。
仮想通貨のロングとショートの比較表
項目 | ロング(買い) | ショート(売り) |
市場予測 | 価格上昇を予測 | 価格下落を予測 |
利益発生条件 | 購入時点より価格が上昇 | 売却時点より価格が下落 |
リスク | 価格が下落すると損失 | 価格が上昇すると損失 |
利益の可能性 | 価格がゼロまでしか 下落できないため制限あり | 理論的には無限 |
おすすめ活用場面 | 強気相場(価格上昇トレンド) | 弱気相場(価格下落トレンド) |
仮想通貨のロングでは価格の上昇で利益を獲得!仕組みを解説!

「仮想通貨のロングの仕組みがわからない。。」
このように仮想通貨のロングを知りたい人は必見!

僕も初めは現物取引とロングの違いがよくわからなかったけど、今ではロングの仕組みを理解して毎日取引しているよ!
仮想通貨のロングは価格が上昇すると予測して、その利益を得る手法です。
ロングは以下の具体例の手順でレバレッジをかけて大きな利益を狙えます。
- ステップ①証拠金の準備とレバレッジの指定
例:1万円を証拠金としてレバレッジの倍率2倍に設定
- ステップ②ロングの買い注文を入れる
例:1万円の証拠金に対してレバレッジ2倍なので2万円分の仮想通貨を購入
- ステップ③仮想通貨の価格が上昇した時点で決済
例:価格が1.5倍に上昇した場合、2万✕1.5=3万円を決済。利益は+1万円。


このようにレバレッジをかければ利益が数倍になるけど、損失も数倍まで膨れ上がる可能性があるので注意!
仮想通貨のショート(空売り)は価格の下落で利益を獲得!仕組みを解説!

「仮想通貨の空売りが理解できない。。」
このように仮想通貨のショート(空売り)について詳しく知りたい人は必見です。

僕も初めはショートの原理をまったく理解しておらず、手を出していなかったよ。
けれどもショートの仕組みがわかって使いはじめると下落局面でも利益を狙えてとても助かるんだ!
仮想通貨のショートは価格が下落すると予測して、その利益を得る手法です。
ショートの具体的な手順は以下の通りで、レバレッジをかけて大きな利益を狙えます。
- ステップ①証拠金の準備とレバレッジの指定
例:1万円を証拠金としてレバレッジの倍率2倍に設定
- ステップ②ショートの売り注文を入れる
例:1万円の証拠金に対してレバレッジ2倍なので2万円分の仮想通貨を売却。
- ステップ③仮想通貨の価格が下落した時点で決済
例:価格が0.5倍に下落した場合、2万✕0.5=1万円を買い戻し決済。利益は+1万円。


ショートはロングと同様、レバレッジをかければ利益が数倍になるけど、損失も数倍まで膨れ上がる可能性があるので注意!
仮想通貨のロングのメリット3選・デメリット3選

「仮想通貨のロングの利点と欠点は?」
このように仮想通貨のロングのメリットとデメリットを知りたい人は必見!

実際にロングとショートを両方使っている僕が詳しく解説。
本章を読めば仮想通貨のメリットだけでなくデメリットまでわかり、ロングの取引で失敗することが減るでしょう。
仮想通貨のロングのメリット3選
まずは仮想通貨のロングのメリットを詳しく解説します。
本章を読めばロングの強みが理解でき、適切な場面でロングを活用することができます。
ロングのメリット① 直感的に取引を理解しやすい
ロングは取引の仕組みを直感的に理解できます。
仮想通貨の銘柄を購入して価格が上昇した時点で決済することで、上昇分の値幅が利益となってわかりやすいです。

ロングは仕組みがわかりやすいので初心者におすすめ!
仮想通貨投資では仕組みを理解することで安心感を持って取引することができます。
ロングのメリット② 上昇トレンドで利益を得やすい
ロングは上昇トレンドで利益を得ることに向いています。
なぜなら上昇トレンドでは売り注文より買い注文の方が多く(需給が良い)、価格が上昇しやすいため。

ロングは価格上昇を狙うので、上昇トレンドで活用するのがおすすめ!(順張り)
したがって上昇トレンドではロングのポジションを1つは持っておきたいです。
ロングのメリット③ 損失が限定的
ロングの損失幅には限度があり、無限に損失が拡大することはありません。
理論的には、ロングの最大損失は取引銘柄の価格がきわめてゼロに近くなったときです。

ただし実際は、価格がゼロになる前に損失が一定基準を超えた時点でロスカット(強制決済)されるよ。
このようにロングの損失は限定されているものの、大きな損失を被る可能性はあるので注意。
仮想通貨のロングのデメリット3選
続いて仮想通貨のロングのデメリットを詳しく解説します。
本章を読めば仮想通貨のロングを利用する際、損失が拡大しないための手助けになります。
ロングのデメリット① 暴落時は損失スピードが速い
ロングのポジションを保有していると、暴落時は損失が大きく、かつ損失スピードが速いので注意。
例えば取引銘柄にとってマイナスのニュースが生じた瞬間、価格が大幅下落する可能性があります。

暴落に備えて損切り(価格がある値まで下落したら自動決済)を設定しておこう!
利確・損切り設定を含めた仮想通貨の注文方法は、「成行と指値はどっちがいい?仮想通貨の注文方法を初心者向けに徹底解説」で詳しく解説しています。
ロングのデメリット② 下落相場では損失になりやすい
ロングは下落相場では損失を抱えやすいです。
下降トレンド中は価格が下落しやすいので、価格の上昇を狙うロングは不利。

ただし下降トレンド中であってもテクニカル分析などで短期的に価格が上昇すると予測すればロングもOK!
仮想通貨初心者は、根拠がない限り下降トレンド中のロングはおすすめできません。
ロングのデメリット③ 高レバレッジでは損失拡大のリスクあり
ロングは高いレバレッジを設定すると損失拡大のリスクが増えます。

レバレッジの倍率を高くしすぎると、銘柄の価格が少し下落しただけでロスカット(強制決済)になってしまう可能性があるんだ!
ロスカットになるとその時点で損失が確定してしまうよ。
初心者はリスクを抑えるためレバレッジの倍率は2倍などの低い値を設定しましょう。
仮想通貨のショートのメリット3選・デメリット3選

「仮想通貨のショートの利点と欠点を教えてほしい。。」
このように仮想通貨のショートのメリットとデメリットが知りたい人は必見!

実際にショートを利用している筆者が詳しく解説するよ。
本章を読めばショートのメリットだけでなくデメリットまでわかり、ショートで損することが減るでしょう。
仮想通貨のショートのメリット3選
まず仮想通貨のショートのメリットを詳しく解説します。
本章を読めば仮想通貨のショートの強みを理解でき、ショートで利益を増やしやすくなるでしょう。
ショートのメリット① 下落局面で利益が狙える
ショートは価格の下落局面で利益を狙えます。
なぜなら「仮想通貨のショート(空売り)の仕組み」で説明している通り、ショートは仮想通貨の価格下落により利益が発生するため。

価格の暴落時や下降トレンドが発生しているときはショートが有効!
このようにショートを使えば価格が下落しても損することを防げ、利益を生み出せます。
ショートのメリット② 短期間で大きな利益が得られることがある
ショートは短期間で大きな利益が得られることがあります。
理由は2つ、レバレッジにより利益を増幅させられるためと、一般的に価格上昇よりも価格下落の方が短期間で大きく値動きが生じるため。

上昇相場より下降相場の方が急激なのは、利益が出ているときに人はもう少し利益を伸ばしたがり、損失が発生しているときはなるべく早く損失拡大を抑えたいという投資家心理が関係しているよ。(引用元:ニッセイ基礎研究所)
このようにショートを利用すればロングより短期間で大きな利益を獲得できる可能性があるのです。
ショートのメリット③ リスク管理能力が上がる
ショートを活用しているとリスク管理能力が上がります。
ショートは仮想通貨の価格が上昇すると損失が大きくなるので、理論上は無限に損失が拡大する可能性があるのです。
そのため、ショートを使う際は損失を拡大させないためのリスク管理が必須。

注文時に同時に損切りラインを設定するのがおすすめ!
したがってショートを利用すれば損失を最小限に抑えるためのリスク管理能力が身に付くでしょう。
仮想通貨のショートのデメリット3選
続いて仮想通貨のショートのデメリットを詳しく解説します。
本章を読めば仮想通貨のショートのデメリットを正しく理解でき、ショートで損失拡大しないための心構えが持てるでしょう。
ショートのデメリット① 損失に際限がなく無限に拡大する恐れがある
ショートのメリット③で解説した通り、ショートは損失に再現がなく無限に拡大する危険性があります。

実際は損失がある基準に達した時点で、追証やロスカット(強制決済)が生じるよ!
損失が拡大しないように、損切り撤退ラインをあらかじめ決めておきましょう。
ショートのデメリット② 取引の仕組みが理解しにくい
ショートはロングより取引の仕組みが直感的ではなくてわかりにくいです。

僕も初めの頃、「ショートは仮想通貨の価格が下がったら儲けられるけどなぜ?」と意味がわからなかったよ!
しかし実際にショートを使っているうちに徐々に仕組みを理解できたんだ。
ショートの仕組みはコチラで詳しく解説しています。
取引の仕組みを把握してからトレードしたい初心者の人は、仕組みがわかりやすいロングから挑戦しましょう。
ショートのデメリット③ 上昇相場では損失になりやすい
ショートは上昇相場では損失が生じやすいです。
ショートは価格の下落により利益が生じる手法であるため、上昇相場に向いていません。

上昇トレンドにおけるショートは逆張り。
テクニカル分析に基づいた根拠がない場合、上昇相場でのショートはおすすめできないよ!
このようにショートは上昇相場ではなく、下降相場で使用頻度を高めるとよいでしょう。
仮想通貨のロングとショート(空売り)がおすすめな人・おすすめでない人

「仮想通貨のロングとショートのどちらを使うべきか迷っている。。」
このようにお悩みの人は下記の表をご参照ください。
ロング(買い) | ショート(売り) | |
おすすめな人 | ・感覚的にわかりやすい取引をしたい人 ・レバレッジを理解している人 ・上昇局面で利益を伸ばしたい人 | ・下落相場で資産を防衛したい人 ・リスク管理が得意な人 ・短期で大きな利益を狙いたい人 |
おすすめでない人 | ・現物を長期保有したい人 ・下降トレンド中の銘柄を取引したい人 | ・相場を頻繁に確認できない人 ・ショートの仕組みが理解できていない人 |

トレンドを見極めたうえでロングとショートを使い分けて使うのがベスト!
仮想通貨のロングとショート(空売り)のやり方

本章では仮想通貨のロングとショート(空売り)の具体的なやり方の手順を紹介します。
- ステップ①取引手法の選択
デリバティブ取引や先物取引などのロングもしくはショートを使いたい取引手法を選択。
- ステップ②取引量の決定
取引したい仮想通貨銘柄の取引量(〜円、〜BTCなど)を決めて入力。
- ステップ③利確・損切りの設定(任意)
必要に応じて利確・損切りを設定する。損失拡大のリスクを抑えるために損切りはおすすめ。また相場を確認する頻度が少ないサラリーマンには、自動決済が可能な利確設定が有効。
- ステップ④注文確定
ロングもしくはショートのボタンをクリックして注文。

ロングもしくはショートを使った仮想通貨投資は、設定や画面の使い勝手が抜群の「ビットバンク」がおすすめだよ。
\迷ったらコレ!銘柄数No.1!/
仮想通貨のロングとショート(空売り)で利益を増やすコツ5選

「ロングやショートで失敗しないためのコツは?」
このようにロングやショート(空売り)をうまく利用するコツを知りたい人は必見!

実際に僕はロングとショート両方を利用して取引した結果、初めの1ヶ月はほとんどの取引で損失が生じてしまったけど、次のコツを意識したことで利益が得られやすくなったよ。
本章を読めばロングもしくはショートを利用した取引の勝率を上げやすくなります。
コツ① トレンドを見極める
ロングもしくはショートを用いて取引する際、トレンドを見極めることが重要。
基本的に、上昇トレンドでは仮想通貨の価格が上昇傾向なのでロングポジションが有利、価格が下落傾向である下降トレンドではショートのポジションが有利です。

具体的には、ダウ理論に基づくとチャートの安値と高値が両方とも切り上がっている場合は上昇トレンド、切り下がっている場合は下降トレンドであると判断!
トレンドに沿った順張りのエントリーを行えば利益を上げやすくなります。
コツ② 利確・損切りラインを事前に設定する
ロングやショートを利用する際は利確や損切りを設定することがおすすめです。
特に相場を確認する頻度が少ない人にとって、利益を確定するためや損失の拡大を防ぐための利確や損切りは非常に便利。

利確・損切りについては「成行と指値はどっちがいい?仮想通貨の注文方法を初心者向けに徹底解説」で詳しく説明!
このように利確や損切りを設定すれば希望の価格で自動決済することができます。
コツ③ レバレッジを理解して過度なリスクを避ける
レバレッジの倍率を適度に設定することによるリスクコントロールは重要。
高い倍率のレバレッジを設定すると利益が増大しやすい反面、損失も拡大しやすいです。

高レバレッジで負けると、あっという間に資産が目減りするよ。。
レバレッジの仕組みを理解してリスクを取りすぎないようにすれば、ロングやショートを用いた取引で冷静に判断することができます。
コツ④ リスクリワードを意識する
ロングやショートで取引する際はリスクリワードを意識しましょう。
リスクリワードの低い取引ばかりしていると、損失が大きくなりやすいです。

具体的にはリスクリワード2倍以上、できれば3倍は確保したいね!
リスクリワードを意識すれば期待値が高まり、最終的に利益を伸ばしやすくなります。
コツ⑤ テクニカル分析を活用する
ロングやショートを用いた取引で利益を増やすにはテクニカル分析を勉強するのがおすすめ。
過去の価格や出来高などのデータをもとに、将来の価格変動や相場の方向性を予測する分析手法
テクニカル分析により将来価格(上昇するもしくは下降するか)を予測することができます。

実際に僕もローソク足や移動平均線、水平線、トレンドライン、チャートパターンなどを学んでいるよ!
YouTubeで勉強するのがわかりやすくておすすめ。
テクニカル分析を行えばロングやショートを用いた取引で利益を得やすくなります。
仮想通貨のロングとショート(空売り)に関するよくある質問3つ

続いて仮想通貨のロングとショートについてのよくある質問とその回答をまとめました。
本章を読めば仮想通貨のロングとショートに関する不明点や疑問点が減るでしょう。
質問① ロングとショートのおすすめ割合は?
ロングとショートどちらをとるべきかはその時々の相場の状態によるので一概に言えません。
裏を返すとロングとショートの割合を特段意識する必要性はありません。

強いて言うならば上昇トレンドではロングポジションを多め、下降トレンドではショートポジションを多めにとろう。
相場のトレンド状態やテクニカル分析結果に基づいてポジションをとりましょう。
質問② ショートの利益に税金はかかる?
ショートで得られた利益には税金がかかります。
ショートだけでなくロングなども含め、仮想通貨投資で得られた利益にはすべて税金の支払いが必要です。

税金が発生するタイミングは仮想通貨保有中ではなく決済して損益が発生した時点だよ!
質問③ 仮想通貨初心者はロングとショートどちらがおすすめ?
仮想通貨初心者はロングがおすすめです。
なぜならショートよりロングの仕組みの方が直感的でわかりやすいため。

まずはロングで取引に慣れて、その後ショートを利用してみよう!
コメント